DONNA SUMMER (ドナ・サマー)


古い漫画のレコードなど


かつて、ディスコの女王と呼ばれ、一世を風靡したドナ・サマー。CDを買いたいのだが、なかなか見つからない。このため、LPは手放さないでいまだに持っている。ファースト・アルバム「Love To Love You Baby」は衝撃的だった。
ドナ・サマーは、1950年9月生まれ。今年(2002年)で52才になる。歳はとりたくないものである。(2002.1.15記)



Love To Love You Baby (愛の誘惑)
A 1 Love To Love You Baby
B 1 Full Of Emptiness
2 Need-A-Man Blues
3 Whispering Waves
4 Pandora's Box
5 Full Of Emptiness (Reprise)
75年
A面は、アルバムのタイトルにもなっている「Love To Love You Baby 」の1曲だけ。16分48秒もある大作。ドナ・サマーの出世作。この曲だけあれば、B面はいらない、という感じ。非常にセクシーな曲。かなり前からこのアルバムのCDを探しているが見つからない。
当時は、ディスコが全盛で、ドナ・サマーもディスコの女王として彗星のごとく登場。



A Love Trilogy
A 1 Try Me
I Know
We Can Make It
Try Me, I Know, We Can Make It
B 1 Intro: Prelude To Love
2 Could It Be Magic
3 Wasted
4 Come With Me
76年
前作同様、A面がすべて1曲、というよりも「Try Me」「I Know」「We Can Make It」の3曲がつながって1曲を構成している。17分54秒。このように複数の曲を繋げて1曲にするのは、ポール・マッカートニーが最も得意とするところで、ポールのアルバム「Red Rose Speedway」の「Hold Me Tight〜Lazy Dynamite〜Hands Of Love〜Power Cut」と同じ構成。「Try Me〜I Know〜We Can Make It」と順に歌われ、最後は、3曲が見事にミックスされて歌われる。ディスコだから聴いていて非常に心地が良い。これも、A面だけで十分満足できるアルバム。これはCDでも持っているため、今でもよく聴いている。



Four Seasons Of Love
A 1 Spring Affair
2 Summer Fever
B 1 Autumn Changes
2 Winter Melody
3 Spring Reprise
76年
四季をテーマにした4曲構成のアルバム。春がA1で8分29秒、夏がA2で8分4秒、秋がB1で5分26秒、冬がB2で6分32秒、最後にもう一度「春」が繰り返されるといった組曲風の構成になっている。前2作に比べるとやや地味である。



I Remember Yesterday
A 1 I Remember Yesterday
2 Love's Unkind
3 Back In Love Again
4 I Remember Yesyerday (Reprise)
B 1 Black Lady
2 Take Me
3 Can't We Just Sit Down (And Talk It Over)
4 I Feel Love
77年
これもCDに買い換えたいのだが見つからない。A面は4曲になっているが全部つながっていてA4にI Remember Yesyerday のリプライズが出てくるところから、A面全部が1曲と見ていいかも。アルバムのタイトル曲「I Remember Yesterday」は、ミュージカル風のグッドな曲。



Once Upon A Time・・・
A 1 Once Upon A Time
2 Faster And Faster To Nowhere
3 Fairy Tale High
4 Say Something Nice
B 1 Now I Need You
2 Working The Midnight Shift
3 Queen For A Day
C 1 If You Got It Flaunt It
2 A Man Like You
3 Sweet Romance
4 (Theme) Once Upon A Time
5 Dance Into My Life
D 1 Rumour Has It
2 I Love You
3 Happily Ever After
4 (Theme) Once Upon A Time
78年
前4作の勢いで買ってしまったが、これはあまりよくなかった。A面しか記憶がない。B、C、D面についてはほとんど聴いていなかったようである。次の2枚組「Bad Girls」の方がはるかによかった。



Bad Girls (華麗なる誘惑)
A 1 Hot Stuff
2 Bad Girls
3 Love Will Always Find You
4 Walk Away
B 1 Dim All The Lights
2 Journey To The Center Of Your Heart
3 One Night In A Lifetime
4 Can't Get To Sleep At Night
C 1 On My Honour
2 There Will Always Be A You
3 All Through The Night
4 My Baby Understands
D 1 Our Love
2 Lucky
3 Sunset People
79年
前作に引き続いてまた2枚組。前作が気に入らなかったため、買うのを躊躇していたら、友人のY君が買ってしまった。CDを買うまで、録音させてもらっものをずっと聴いていた。A1、A2、C3、D1、D2だけ録音して聴いていたため、後に買ったCDで全曲通して聴くと、すごい違和感を感ずることとなった。大ヒット曲「Hot Stuff」以外のお勧めは、C3「All Through The Night」である。
これは、LPでなくCDジャケットであるが、曲のABCDの区分は、LPどおりとした。



The Wanderer
A 1 The Wanderer
2 Looking Up
3 Breakdown
4 Grand Illusion
5 Running For Cover
B 1 Cold Love
2 Who Do You Think You're Foolin'
3 Nightlife
4 Stop Me
5 I Blieve In Jesus
80年
前作が良かったため、懲りずにまた買う。ゲフィン・レコード移籍第1段。ディスコブームも去ってしまったため、このアルバムはポップス路線に変更されたようである。これも買ってみただけでA1、A2くらいしか印象に残っていない。



She Works Hard For The Money (情熱物語)
A 1 She Works Hard For The Money
2 Stop Look And Listen
3 He's A Rebel
4 Woman
B 1 Unconditional Love
2 Love Has A Mind Of It's Own
3 Tokyo
4 People, People
5 I Do Believe (I Fell In Love)
83年
「ワンダラー」とこの「情熱物語」の間に「恋の魔法使い」があるが、これは持っていない。ディスコから完全にポップス路線に変わっている。とても聴きやすく、受け入れやすいアルバム。イメチェン完了の一枚。「Love To Love You Baby」 や「A Love Trilogy」でドナ・サマーにはまった人でも受け入れられる。「She Works Hard For The Money」を聴くために買ったアルバム。



Cats Without Claws
A 1 Supernatural Love
2 It's Not The Way
3 There Goes My Baby
4 Suzanna
5 Cats Without Claws
B 1 Oh Billy Please
2 Eyes
3 Maybe It's Over
4 I'm Free
5 Forgive Me
84年
これはジャケットが気に入っている。前作と同じような雰囲気の曲で構成されている。去年(2001年)NHKのBS2で、ドナ・サマーの最近の歌う姿を見た。太っていた。「Hot Stuff」を歌っていたが、これは声量のいる歌だから、50代ではちょっと苦しいか。



All Systems Go
A 1 All Systems Go
2 Bad Reputation
3 Love Shock
4 Jeremy
5 Only The Fool Survives
B 1 Dinner With Gershwin
2 Fascination
3 Voices Cryin' Out
4 Thinkin' Bout My Baby
87年
非常にポップ色の強いアルバム。80年代の曲は、どの曲もみな同じに聴こえてくるから不思議だ。聴き込んでいないせいか。自分が歳をとって感性がなくなったのか。





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