伊賀の影丸横山 光輝 作画 |
昭和39年頃 現代芸術社 1 伊賀の影丸 2 影丸マーチ 伊賀の影丸 作詞 池田 兼人 作曲 阿部 皓哉 うた 上高田少年合唱団 影丸マーチ 作詞 池田 兼人 作曲 阿部 皓哉 うた 上高田少年合唱団 定価 260円 |
昨年、松方弘樹主演の映画「伊賀の影丸」を見て驚きました。シートの1曲目「伊賀の影丸」が使われていたのです。この事実を35年目にしてはじめて知りました。2曲目の「影丸マーチ」は映画には使われていなかったようです。
どちらの曲も非常にメロディのきれいな覚えやすい曲です。シート本には楽譜まで付いており、よくこれで笛を吹いて遊んだものです。
このシートには、「お話」はなく、歌が2曲入っているだけです。出版社は現代芸術社で、値段は260円です。ほかのシートはすべて280円だから、この影丸を一番最初に買ったのかもしれません。
280円という値段は、「週刊少年サンデー」が50円の頃だから、その5〜6倍です。今だったら1200円から1400円に相当するでしょう。結構高価なものでした。
影丸は、アニメ化はされていませんが、人形劇がありました。数回テレビで見た記憶があります。「影ー(かげー)、はっ」で始まる主題歌でした。自分の家で映らない局でやっていたので、この人形劇については残念ながらよく知りません。
週刊少年サンデーでは、「第三部 闇一族の巻」の頃から最後まで毎週欠かさず読んでいました。特に、「第四部 七つの影法師の巻」は最高でした。夢麻呂が自らの催眠術にかかって自決するシーンや影丸が不覚をとり背後から刺されるシーンなど名場面の連続です。
影丸終了後は、「飛騨の赤影」(テレビでは、「仮面の忍者赤影」)が連載されましたが、二番煎じの感は否めませんでした。また、テレビは実写でしたが、当時、怪獣ブームだったこともあり、怪獣が出たりして、忍者映画か怪獣映画かわけのわからないものになっていました。(2000.7.12記)
−古い漫画のレコードなど−