オバケのQ太郎

藤子 不二雄 作画


昭和40年10月15日発行
朝日新聞社 朝日ソノプレス社
A面:うた「オバケのQ太郎」 
    ドラマ「Qちゃん号にのってよ!
B面:ドラマ「Qちゃん号にのってよ!
    うた「ぼくとQちゃん」

オバケのQ太郎
 作詞 東京ムービー企画部
 作曲 広瀬 健次郎
 うた 石川 進

ぼくとQちゃん
 作詞 遠藤 隆智
 作曲 広瀬 健次郎
 うた 吉田 亜矢
定価 280円



不二家のペコちゃんの絵で踊り方を解説してある。 オバQ音頭

 作詞 藤子不二雄
 作曲 広瀬 健次郎
 うた 曾我 町子
     石川 進
 振付 竹部 玲子
不二家のハイカップ(カルピス、森永コーラスと同じ味)の王冠1コと切手20円分でもれなくもらえました。
同じシートを2枚持っています。




石川進が歌う主題歌「オバケのQ太郎」は、愛嬌があって、親しみやすく、誰もが歌える曲で人気がありました。Q太郎の特徴をうまく歌詞に取り入れ、石川進の歌い方も実によかったです。シート2曲目の「ぼくとQちゃん」は、テレビでは使われていませんでした。このシートでは、正ちゃんがQ太郎の背中に乗り、空を飛んで町の航空写真を撮る場面で使われています。


少年サンデー誌上の不二家の広告少年サンデーに連載された最初の頃、Q太郎は、頭の毛が3本に統一されていなく、スタイルももうちょっとおばけらしく描かれていました。昭和39年頃のオバQは、毛が3本だったり4本だったりしていますが、昭和40年に入ると、このシート本のオバQと同じスタイルになっています。現在のオバQのスタイルは、この間の1年で確立されたといえるでしょう。

写真のオバQ音頭のシートは、不二家の懸賞でもらったものです。レコードジャケットにオバQ音頭の踊り方がイラスト入りで載っています。オバQ音頭は、テレビ放映が始まって、半年くらいたって番組の終わりで流されていました。おそらく、昭和41年の盆踊りの時期に合わせて発表されたものでしょう。石川進とオバQの声優曾我町子がデュエットしています。「オバケラ オバケラ バケラッタ バケラッタのクール クルッ キュー」よくこんな歌詞が思いつくものだと感心させられます。

上の写真は、少年サンデーに掲載されていた不二家の広告ですがオバQテープレコーダーで使用していた録音テープ、このテープレコーダーの懸賞に応募し、みごと当たりました。小学校3年生のときでした。当時、一般の家庭でテープレコーダーを持っている家はなく、ものすごい機械が当たったものだと思いました。自分の声を聴いたのもこのときが始めてです。テープレコーダー本体は壊れてしまってもうありませんが、テープは残っています。何が録音されているか分かりませんが、おそらく子供の頃の自分の声でも入っているのでしょう。

小学2年か3年のとき、徳山市体育館(あるいは徳山市民館だったか?)で藤子不二夫ショーがあり、見に行ったことがあります。藤子不二雄は、私が本物を見たただ一人の漫画家です。ただ一人といっても、藤子不二雄はエラリークイーンのように二人一組の作家です。二人で漫画をどうやって書くのだろうと不思議でした。会場で本物の漫画家が何も見ずにスラスラと絵を描くのを見て驚きました。(2000.7.20記)

−古い漫画のレコードなど−


                                              



       

                     

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