古い漫画のレコードなど
小柳ルミ子の70年代の軌跡です。デビュー曲の「わたしの城下町」(71年)から「ジョーク」(80年)までが、「ルミ子の部屋」の対象です。この間、シングルは、32枚発売されています。シングルで手元に残っているのが、EP編で紹介する20枚です。LP編も含めると32曲中30曲カヴァーしています。(「思い出にだかれて」(21曲目)と「蛍火」(31曲目)がない。) 年代が新しくなるにつれファン度が薄れ、思い出も少なくなっています。このため、あまりコメントできない曲やLPもありますがお許しを。 EP編の「わたしの城下町」(デビュー曲)から「ひとり歩き」(24曲目)までで、欠けているのは、「漁火恋唄」(6曲目)「花車」(16曲目)「思い出にだかれて」(21曲目)「湖の祈り」(23曲目)の4枚です。 天地真理と南沙織を合わせて新三人娘と呼ばれていた頃に、熱烈なファンだった方も多いと思います。一緒に小柳ルミ子の曲を振り返ってみましょう。 ルミ子の部屋LP編では、小柳ルミ子のLPを23枚紹介しています。こちらの方がレアだと思います。(2000.9.7記) ※シングルについては、2004年4月12日の更新で24枚追加しました。(EP編その5、EP編その6) |
わたしの城下町 | ||||
詞 | 安井かずみ | 曲 | 平尾昌晃 | |
B | 木彫りの人形 | 71年5月 | ||
格子戸をくぐり抜け 見上げる夕焼けの空に・・・ | ||||
小柳ルミ子の記念すべきデビュー曲であり、かつ、最大のヒット曲です。 ジャケットの右下の価格が500円に貼り替えてあります。「瀬戸の花嫁」が400円、「京のにわか雨」が500円となっているところを見ると、このジャケットがどうしても欲しくて「瀬戸の花嫁」発売以降に買ったものと思われます。 デビューLP「私の十二曲」のジャケット内側には、同じ服を着た別の写真が載っています。 |
お祭りの夜 | ||||
詞 | 安井かずみ | 曲 | 平尾昌晃 | |
B | ゆうぐれの里 | 71年9月 | ||
泣かない約束をしたばかりなのにもう涙・・・ | ||||
デビュー2曲目。 この曲からルミ子ファンになりました。学生時代は、この曲が一番好きでした。「わたしの城下町」や「瀬戸の花嫁」を歌っている昔の映像は、テレビで時々見ますが、この曲を歌っている当時の映像をもう一度見たいものです。 |
雪あかりの町 | ||||
詞 | 山上路夫 | 曲 | 平尾昌晃 | |
B | ある晴れた日に | 72年1月 | ||
角巻で泣きそうな顔をかくして歩くのよ・・・ | ||||
デビュー3曲目。 この曲は、「わたしの城下町」の二番煎じといった感じがしますが、ファンに成り立ての頃だったので、よく聴いていました。 |
瀬戸の花嫁 | ||||
詞 | 山上路夫 | 曲 | 平尾昌晃 | |
B | それでも川は流れる | 72年4月 | ||
瀬戸は日暮れて夕波小波 あなたの島へお嫁に行くの・・・ | ||||
デビュー4曲目。 この曲が一番有名でしょう。 はじめてこの曲を聴いたのは、たしか、「スター千一夜」だったと思います。レコード発売の直前で「素晴らしい曲だ。」と思ったものです。 「歌謡大賞」を受賞しましたが、「レコード大賞」では、ちあきなおみの「喝采」に敗れてしまいました。 「歌謡大賞」が10月で、「レコード大賞」が大晦日、この間に「喝采」が大ヒットしてしまい、発売時期の関係で敗れたと勝手に思っています。 |
京のにわか雨 | ||||
詞 | なかにし礼 | 曲 | 平尾昌晃 | |
B | 東京わらべ歌 | 72年8月 | ||
雨だれがひとつぶ頬に 見上げればお寺の屋根や・・・ | ||||
デビュー5曲目。 これまでの曲よりややテンポの速い曲です。 「さがすーーきょーおとのまーちにー」の「きょーおとの」というところの歌い方がよかったです。 |