ルミ子の部屋




小柳ルミ子EP編その3

古い漫画のレコードなど


ひとり囃子 -”祇園祭”より-
喜多条 忠 平尾昌晃
B 赤い燈台 74年6月
四条通りの日盛りを長刀鉾が通ります・・・
デビュー12曲目。
中ヒットでしたが、個人的には「わたしの城下町」クラスの曲だと思っています。また、この頃の歌謡曲には珍しく、LP「あたらしい友達」には、シングルよりテンポのやや速い別バージョンが収録されており、意欲作だと思います。シングルとLPのどちらがテンポが速かったか忘れていたので、ちょっと聴いてみました。やはりルミ子の歌ベスト3に入る曲です。



冬の駅
なかにし礼 加瀬邦彦
B つむぎ恋唄 74年10月
白い朝もや流れる 冬の淋しい停車場・・・・・・
デビュー13曲目。
小柳ルミ子のイメージ一新を図った曲です。黒い衣装を着て歌っていました。
しばらく中ヒットが続いていましたが、久々の大ヒットとなりました。ファンとしてはひいきの歌手の歌が大ヒットすると嬉しいものです。
このジャケットの横顔、きりっとした表情でとてもよいと思います。ジャケットのお気に入りの順位は、「わたしの城下町」につぐ第2位です。



黄昏の街
林 春生 加瀬邦彦
B あなたの面影 75年2月
春を告げる白い舗道 肌につめたい風が吹く・・・
デビュー14曲目。
イメージ一新後の第二段です。「冬の駅」の二番煎じといった感じがします。
この曲は、そんなに好きではありません。しかし、小柳ルミ子と初めて握手した思い出があります。(LP編その3参照



ひと雨くれば
麻生香太郎 井上忠夫
B ほたる列車 75年5月
人知れず咲いた紅い朝顔ひとつ・・・
デビュー15曲目。
作曲は、元ブルーコメッツの井上忠夫です。
このジャケットも非常に気に入っています。ジャケットお気に入り第3位です。小柳ルミ子にはこういった感じの曲が実に合います。
今、ゴタゴタしてますが、本業の歌手でこういった曲をもう一度歌ってもらいたいものです。
次に紹介する「桜前線」との間に「花車」が発売されています。



桜前線
麻生香太郎 徳久広司
B 赤い糸 76年1月
雪どけ水のせせらぐ音に失くしたものを想い出します・・・
デビュー17曲目。
70年代フォーク調の「ですます調」の歌詞は好きではありません。「格子戸をくぐりぬけ 見あげる夕焼けの空に 誰が歌うのか子守唄 わたしの城下町」と、「格子戸をくぐりぬけて 夕焼けの空を見あげたら 誰かが子守唄を歌っていました わたしの城下町」。どっちが情緒があるか明白です。
例外:「ひとり囃子」(・・・長刀鉾がとおります)アグネスチャンの「美しい朝が来ます」(朝が来ます そよ風もふきます・・・)


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