紫電改のタカ

ちば てつや 作画



昭和39年頃
現代芸術社
シート1:1 紫電改のマーチ 2 太平洋のタカ
シート2:ドラマ「太平洋上に一機消ゆ」

紫電改のマーチ
 作詞 徳川 龍彦
 作曲 谷口 又士
 うた 不明 (少年合唱団)

太平洋のタカ
 作詞 黒川 乙郎
 作曲 谷口 又士
 うた 不明 (少年合唱団)
定価 280円



「紫電改のマーチ」と「太平洋のタカ」の歌詞




このシート本は、現代芸術社現代フォノマンガ3となっています。影丸のシート本が現代フォノマンガ1です。フォノマンガ2はどんな漫画だったのでしょう。このシート本には、2枚のシートが入っており、1枚目に歌2曲、2枚目にお話が入っています。いずれも、B面はありません。

「紫電改のタカ」は残念ながらテレビ化されていません。(当時は、アニメ化ではなく、テレビ化といっていました。)
だから、このシートの曲を知っている人はあまりいないと思います。ゆったりとしたテンポの曲が2曲入っています。

紫電改のタカがなぜテレビ化されなかったのか、今でも不思議です。戦争物だからでしょうか。しかし、「0戦はやと」はテレビでやっていました。ちばてつや作品だからテレビ化されても当然だと思われますが、単に「ゼロ戦」と「紫電改」の違い、すなわち戦闘機の知名度による視聴率の関係だったのでしょうか。

自分が少年サンデー派だったので、少年マガジン連載の「紫電改のタカ」は友達のものを借りて読んでいました。ちばてつやの連載漫画は、マガジンや少女フレンドなど講談社の雑誌が多かったと思います。

ちばてつやの作品では少年漫画よりも少女漫画の方が好きでした。少女フレンドに連載されていた「島っ子」や「あかねちゃん」(原題:みそっかす)などは、今でもちばてつやの最高傑作であると信じています。両方とも講談社のコミックス版(昭和42年頃の初版本)を持っています。各出版社からコミックス版が発売され始めた頃のものです。このころ、コミックス本は、非常に手に入れにくかったように思います。下の写真は、近所の貸本屋に無理をいって、貸本を売ってもらったものです。(「あかねちゃん」の項参照)(2000.7.12記)


ちばてつやの最高傑作であると信じている「島っ子」と「あかねちゃん」(いずれも、初版本)




島っ子あかねちゃん

       

−古い漫画のレコードなど−                     

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